新宮あずさ

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シンデレラ

水谷まさる

シンデレラを讃う

神につながる心持つ
世にも可憐なシンデレラ
雨風つよくあたるとも
心の花は散りもせず。

魔法の杖の一振に
たちまち清き麗姿
あですがた

四輪の馬車に運ばれて
夢のお城へいそいそと。

時計の音におどろいて
踊る王子のそば離れ
あわてて帰るその時に
脱げたガラスの靴ひとつ。

靴は謎とく鍵の役
捜し出されたシンデレラ
お城に迎え入れられて
心の花ぞかがやきぬ。
    燃えがら姫

 ある晩、お父さまから、
『今度、お母さまがいらっしゃることになったよ。』
 と、聞かされた時、シンデレラはお父さまがびっくりなさったほど大きな声で、
『まあ、うれしい!』
 と、いって、いきなりお父さまに飛びついて、頬ずりをしながら、
『お父さま、ありがとう、ありがとう!』
 と何度も何度もお礼をいいました。
 ほんとに、長い間、シンデレラはお父さまと二人で暮して来て、お母さまの愛に飢えきっていました。お母さまのいない家庭は、炉に火が消えているのと同じようなもので、なんとなくもの足らないものですが、いよいよこれで望がかないました。シンデレラは、うれしくてうれしくて堪りません。それで、お父さまに向かって、いろいろと今度来るお母さまについて尋ねるのでしたが、お父さまはにこにこ笑って、
『お前をかわいがってくれるというので、貰う気になったのだよ。だから、どんなお母さまかたいていわかるだろう。おまけにね、いい姉さんを二人連れて来るよ。』
 シンデレラは、いよいようれしくなりました。お父さまのお言葉で、どんないいお母さまか、たいてい想像がつきました。それに、二人のお姉さんができるというのです。こんなうれしいことはありません。
http://www.aozora.gr.jp/cards/001074/files/33203_14009.html

小森 ゆな

新宮 あずさ

1992年生まれ趣味 住宅地めぐり 高校生の時に古典の朗読を聞いたことがきっかけで朗読に興味を持ちました。これから様々な作品を読んでいけたらいいなと思っています。まだまだ初心者ですが頑張りますのでよろしくお願いします(>_<)