「さるのひとりごと」 松谷みよ子
昔あったげな、
あるとき一匹の猿が、いつもいつも山を見とるけぇ、
つまらんなぁと海ばたへ出ると、
猿のひとりごとに返事をするもんがある。
島根県に伝わる民話
「鬼の嫁さん」 きしなみ
「せつぶんの ばんに まく まめは、
ごろごろ こげいろに なるまで いってまくもんさ。
もしも おにが ひろって まいて、
めが でて はなが さいたら たいへん。
おにが むすめを つれていくぞな。
やれやれ、こわやの おそろしや。」
芥川龍之介「トロッコ」
夢十夜第十夜
宮沢賢治「ざしき童子のはなし」
芥川龍之介「蜜柑」
夢十夜第二夜
新美南吉「花のき村と盗人たち」
夢十夜第三夜
小川未明「からすとかがし」
夢十夜第九夜
夢十夜第七夜
銀河鉄道の夜
夢十夜第四夜