
佐藤 瑶子 Sato Yoko
プロフィール
出身地:茨城県
趣味:ネット、読書、観劇、音楽鑑賞など♪
声優養成所二年 朗読ボランティア(都内老人ホームにて二年)
オープンマイクイベントにて自作詩の朗読活動
執筆にも精力的で自費出版二冊あり
日本文学館のオムニバス本に参加多数
書くことも読むことも、心から湧き出る表現活動。
ずっと続けていきたい大切な日々の活力です。
多くの出会い、発表の場を求めここにたどりつきました!
ひとことでも、誰かの心に響けば嬉しいです(´▽`)
詩 佐藤瑶子
花
痛いことはいやだ
逃げられるものなら逃げて暮らしたい
でもムリだ 追いかけてくる
痛み 痛み 痛み 痛み
時に恋で痛み
時に友に痛み
時に夢で痛み
時に愛を痛む
しかし痛んだその場所が癒えたとき
安らぎの花が咲く
痛い経験が深いほどに
美しき花が咲く
花を育てよう 花を育てよう
夜の海
夜の海
色もなく
空と海の境が見えなくなるくらい
深い闇
そこに
暗雲に隠されていた月がそっと顔を出し一筋の光が射され
僅かな光が波打つように海に広がり
きらきらと宝石のように光ったのです
ああ この手にある人生も
どこまでも深い闇かと思っていた
けれど
もしかすると
私にも隠された光が
きらきらと光るものがこの手の中にあるのかもしれない
まだだ
諦めるな
生きるのだ
生き抜いて命果てるその時には
輝く魂に気づくことができるだろう
コトバ
人間には言葉がある
それがとても便利だったり不便だったり
人はそれぞれの経験から
言葉に色をつけて受け取るから
すれ違う日も
喜ばしい日も
私の思い以上に言葉に意味を持たれる日も
言葉なくして人は生きられない
単純にはいかない?
いや 意外とすべては単純からなる世界なのかもしれない
言葉 どんどん覚えて
言葉 ときどき忘れて
こころ 言葉で溢れて
世界 お願い私たちに優しく微笑んで
予感
あ
と
声が出そうになったところで
「もしかして……」
と相手が口にした
なんとなく
また会うような気がしていた
随分前の記憶なのに蘇る
あの日の景色に重なる姿とその声
きっとこれから
長い時間
この人の隣にいるような
そんな
そんな予感がする


